同じ寄生虫ばかりですが、よく見ると本命が見えます。
先にいつものから
シイラウオジラミ ♀
マグロエラブタジラミ ♂
マグロエラブタジラミ ♀
マグロエラブタジラミ
これがマグロエラブタジラミの普通状態。
ニベリニア
カツオに普通に寄生しているが、シイラは珍しい。
この切り身状態にした裏側に本命が寄生しています。
ヒジキムシ
よく失敗するので慎重にやります。まず皮を剥きます。
シールド?防護膜?サンマウオジラミで紹介した
シースルーマントのようなもので覆われています。ただし
シイラの中に入った部分だけです。
少しづつシイラの身を取ります。
シイラが新鮮なのでここまで、エタノールをいれて
翌日、
矢印の部分、繋がっています。ヒジキムシに合せた
袋に入っているよう。シイラのシールドかな?繊維質の
ような感じで丈夫。シイラに寄生している頭部の部分が
比較的弱いのでそこをつまんで頭部を
☆はシールド
木質タイプ
シイラに寄生するヒジキムシは、今回採取した頭部が硬い
木質タイプとグミのような軟らかいタイプがあります。
軟らかいタイプはサンマヒジキムシに似ています。
別種だと思うけど、多少の形状の違いは寄生部位の違いか?
以前に採取した硬いタイプ
でっぱりが3本あるけど同じ種類かな〜
シイラ、マンボウ、トビウオに寄生するヒジキムシは
各数種類いるのか?
中でも面白いのは、トビウオに寄生するヒジキムシの一部と
シイラの軟らかいタイプには退化した肢が?